①「自宅をあげます。」と書いても間違いとは言い切れません。
もっとも、「自宅」と記載しただけでは、土地と建物をあげるのか、建物だけをあげるのかが明確ではないため、相続人間にトラブルが生じるおそれがあります。また、「あげる」という言葉には様々な意味があり、相続人にあげたい時には「相続させる」、相続人以外にあげたい時には「遺贈する」と記載する方が理想的です。

②「それ以外の財産を全てあげます。」と書いても間違いとは言い切れません。
もっとも、どの財産を長男にあげる(相続させる)のかが明確ではないため、相続人間にトラブルが生じるおそれがあります。

③遺言でお墓や供養にかかるお金の支払いをお願いすることもできますし、間違いとは言い切れません。
もっとも、これらの事項に法的な効力はないので、これに従うかどうかは相続人の判断となります。

④延命治療を行わないことをお願いすることもできますし、間違いとは言い切れません。
もっとも、遺言は自分の死後に相続人が確認するものです。
とすれば、あまり意味があるお願いとは言えないかもしれません。

⑤遺言は、何度でも書き直すことができ、遺言の内容に齟齬がある場合には、後に作成した遺言の内容が有効となります。
したがって、日付を明確に記載することは遺言を有効に成立させる要件であり(民法第968条第1項)、「吉日」では、いつ作成したかわからないため、遺言全体が無効となります。

⑥民法第975条により共同遺言は禁止されています。
いくら仲が良くても夫婦2人が共同して同じ紙(同一の証書)にした遺言を有効にすることははできません。
したがって、夫婦2人で同じ紙に書いた遺言は全体が無効になります。

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