成年後見業務をはじめ、女性ならではの細やかな気配りと視点で困った人に寄り添える司法書士が目標。 成年後見業務をはじめ、女性ならではの細やかな気配りと視点で困った人に寄り添える司法書士が目標。
これまでの簡単な経緯と現在の主な仕事内容を教えてください。

きっかけは司法書士事務所でアルバイトをしていた時に、あるお客さまから電話がかかり、私が出るとすぐに誰か別の男性と代わるように言われ、全く相手にされなかったことが結構ショックで。もちろん、当時は司法書士の資格を持たないただの使い走りだったので、何か聞かれたところで答えられなかったのですが、そんな自分が悲しくて、司法書士の勉強をしようと週1回予備校に通うようになりました。最初は資格を取ることまで考えていなかったのですが、勉強するうちにどうせなら資格を取って女性が一人で生きていけるだけの生活力を身に付けたいと思うようになり、数回チャレンジして最後は仕事も辞めて、まさに背水の陣で挑み、やっと合格。アルバイト先とは別の事務所に数箇所勤め、経験を積んでから事務所を借りて開業しました。独立後は不動産関連の仕事や遺産分割調停後の相続登記、また成年後見業務などを数多く扱っています。


やりがいを感じる瞬間や
逆に難しさを感じることなどはありますか?

開業当初に入居していた事務所はチャイムがなく鍵もかけていなかったので、挙動不審な男性のお客さまが突然入ってきた時は、正直少し怖さを感じました。しかし、それ以外は、独立して本当に良かったとしか思ったことがないですね(笑)。最初の計画では人を雇うことも考えてスペースを空けたりしていたのですが、そのうち申請などのオンライン化が進み電話も携帯に転送されるので、一人で十分やっていけるようになりました。そうなると、誰からも文句を言われることがなく全て自分の責任で自由に仕事ができるので、言うことなしです。また、お客さまも他の誰でもなく私自身を見て仕事を依頼してくれるというのが嬉しいですね。さらに今期は司法書士会の役員をさせていただき、個人事業主であっても会務に携わることで大きな総会会議に出席できるなど、司法書士の資格を取ったからこそできる様々な経験が私の人生をとても豊かなものにしてくれています。


仕事に取り組む上で大切にしていることは何ですか?

社会人として当たり前のことなのですが、司法書士というだけで相手が身構えてしまうことも少なくないので、電話応対や面談時の言葉遣いをはじめ、常に笑顔を忘れずにどんな時も思いやりの心を持って、次につながる人間関係を築いていけるよう心掛けています。また、女性ならではのデリケートな問題も、女性の司法書士が相手なら安心して相談していただける面もあるようで、そういう部分も大切にしていきたいと思っています。

ある1日のスケジュール 
11:00家事をした後、被後見人のデイサービス先を訪問
12:00昼食をとりながら、メールチェック
13:30弁護士事務所を訪問。弁護士立会の元、依頼者と面談し、離婚問題に関する財産分与の調停調書受取や委任状の押印などを行う
14:30事務所に戻り、登記のオンライン申請後、郵便局へ
15:30事務所にて、翌日の書類準備とメールチェック
16:30司法書士会の会議に出席するため退社
17:00会議出席
今後の夢や目標
女性だからということではないのですが、私自身もともとあまり野心がなく、いつまでも元気に、おいしいものを食べて、この仕事を長く続けていけたらいいなと思っています。あとは、女性ならではの視点と感覚を忘れずに、困った人のためになる、寄り添える司法書士を目指したいですね。
今後の夢や目標について1
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