3つの士業資格を武器に、ワーク・ライフ・バランスにも考慮して、地元・中規模都市で独立開業。 3つの士業資格を武器に、ワーク・ライフ・バランスにも考慮して、地元・中規模都市で独立開業。
これまでの簡単な経緯と現在の主な仕事内容を教えてください。

大学卒業後、一度はサラリーマンとして勤務しますが、若い頃から思い描いていた、いつか自分で独立する仕事がしたいという夢が捨てきれず、働きながら司法書士の資格を取る勉強をスタート。4回受験して、最後の1年は仕事も辞めて勝負をかけ、29歳の時に合格しました。それから約2年ほど事務所に所属し、経験を積んだ後、生まれ故郷に戻って独立開業。現在の主な仕事は、会社設立や役員変更、本店変更などといった商業登記関連が多いですね。その他、本人訴訟支援の仕事も割と多く、司法書士は140万円を超える民事事件の代理人として地方裁判所等に出廷することはできませんが、書類作成などの業務はできますので、それを担当し、裁判所には依頼人自らが出廷してもらう形式をとっています。また、私は司法書士以外に、行政書士と社会保険労務士の資格も持っていますので、税理士さん経由や社労士ネットワークを通じて、労働問題などの依頼を受けることもあり、仕事の範囲としてはかなり広い方だと思います。


やりがいを感じる瞬間や
逆に難しさを感じることなどはありますか?

私の地元は中規模都市にあるかつてのニュータウンで、例に漏れず、やはり高齢化が進んでいるため、生前贈与の相談も多く、成年後見に関するご依頼などもいただきます。また、古くからある程度のコミュニティが確立した住宅地ならではのメリットとして口コミによる依頼が来たり、看板を見た同級生が事務所を訪ねてくれることもあり、生まれ育った街に多少は貢献できているかなと思えることが嬉しいですね。逆に大変さを感じることは、個人事務所の宿命でもあるのですが、法務局に行くのも、役所に行くのも全部、自分でやらないといけないところですね。身体が資本なので、妻に言われて医療保険はかなり手厚くしています(笑)。


仕事に取り組む上で大切にしていることは何ですか?

とにかくフットワーク良く動くことです。都心部にある法人相手の大手事務所などでは、どうしても仕事が形式的になりがちですが、ここはやや郊外の住宅地という特性上、個人のお客さまがメインです。ご高齢の方も多いので、事務所に座ってお客さまが来るのを待つよりは、ご希望に応じてこちらからご自宅や会社に出向くよう心掛けています。

ある1日のスケジュール 
8:30子どもの送迎
9:00事務所到着
10:00銀行にて不動産取引の立会
11:00事務所に戻ってオンライン申請
12:00昼食
13:00依頼者と裁判の打ち合わせ
15:00成年被後見人が入所している施設に行き面談
16:00事務所にて書類作成、ほか雑務
17:00退社。帰宅後、家事協力と家族団欒
今後の夢や目標
司法書士の仕事に誇りは持っていますが、事務所をもっと大きくしたいというような構想は、特にないですね。共働きの妻と子育てや家事を分担することができるところも自営業のメリットだと思っていますし、今でも妻が寝込んだ時は、子どもの送迎や不慣れながら食事の用意もこなします。オンライン化のおかげで、パソコンさえあれば家でもできる仕事があるので、その点はとても助かっています。今後も家族との時間を大切にしつつ、ワーク・ライフ・バランスの良い働き方を目指し、細く長く、この仕事を続けていきたいと思います。
今後の夢や目標について2
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