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司法過疎が原因で起こり得る問題

概要地縁・血縁によるプライバシー形骸化

司法過疎地では、人に知られたくない相談事をしようと思っても、市役所のあの人も地元の名士のあの人もみんな知り合い、という状況が多いため相談しづらく、結局泣き寝入りしてしまうことにもなりかねません。
良い意味で縁のない司法書士が複数人存在すれば、相談へのハードルが下がると同時に、相談内容に関するプライバシーが保たれるという利点が生まれます。

事件屋の存在

事件屋とは、他人の紛争に介入することにより、金銭的利益を上げることを生業とする者を指す蔑称です。司法過疎地域では暴力団などが悪質業者と被害者の間に事件屋として入り込んでいる実情があります。

      たとえば…

祖母が悪質訪問販売で高額な布団を買わされてしまった。近辺に法律家は全くおらず、途方に暮れていたところ・・・

事件屋は法律家ではないにも関わらず、法律知識を生かしてトラブルに関与し、その後、高額な報酬を請求し、結局事件屋は不当な利益を得る。

詐欺の横行

悪質業者が、ある特定の地域が司法過疎であることにつけ込み、その地域に頻繁に出入りし、ローラー式に詐欺行為を繰り返すという現状があります。その結果、狭い範囲内の地域で多数の被害者を生み出しています。

      たとえば…

一人暮らしの高齢者Aさんが悪質リフォーム業者に騙され高額なリフォームを発注してしまった。

しかし、気づいたらお隣のBさんも近所のCさんも全く同じ業者に高額なリフォームの契約を結ばされていた。

「法律家がいない」・「高齢者が多い」ということにつけ込み同一の悪質リフォーム業者が特定地域で集中的に詐欺を繰り返す。

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