先輩からのメッセージ
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司法書士の桧舞台は、何と言っても不動産取引の立会いの場です。司法書士がOKを出さない限り売買代金の支払い、融資の実行がされないのですから、その存在は絶対です。いわゆる「人、物、意思の確認」をし、それによって得た情報を登記原因証明情報に集約して、証拠保全手続きとしての登記制度を確立させる、それが司法書士の職責であり、今後も事実上司法書士のみが登記制度を担っていくことでしょう。
訴訟代理権の獲得は、名実ともに法律家として認知されたことを意味し、人権と社会正義の実現がその使命となりました。たとえば、多重債務問題では、今や司法書士は弁護士と共に「大活躍」をしています。しかし、法律家の使命は単に任意整理や破産免責で終わるものではありません。最低、依頼者の生活再建の道筋をつけることが必要です。私を含め、多くの同職が未達成の課題です。更にこの問題の根本的解決のためには、貧困と格差社会の変革が必要です。生活保護問題への取り組みを中心とする憲法25条を実体化するという困難な活動も要求されていると思います。
日暮れて道遠しの感はありますが、同職の足を引っ張ることなく努力していくつもりです。
早稲田大学卒業
昭和52年開業
福岡県司法書士会所属
現在、福岡県会綱紀委員長
福岡司法書士9条の会事務局長
